電気サーボモータ式 大型テーブル振動試験機

特長

電気サーボモータ式振動試験機の大型テーブルモデルは、建物、発電所向け機器、通信用機器等の耐震シミュレーションをはじめ、大型鉄道用品振動試験、家電製品、家具等あらゆる大型製品の振動試験が可能です。
電気サーボモータ式アクチュエーターを複数搭載して、転倒モーメント性能が高く低周波から高精度の振動シミュレーションが可能です。

地震・耐震シミュレーション用振動試験

地震動の2軸2方向（X,Z軸またはX,Y軸）、3軸3方向を電気サーボモータによる駆動と当社独自のデジタル制御技術によってシミュレーションします。
電気サーボモータの特徴を活かした当社の同期加振技術により、大型/多面制御を実現しました。これにより構造物の多点加振が可能となり、シミュレーションの用途が大きく広がりました。

また低速（DC）から高速域までの安定した駆動と高分解能制御により振動台に正確な地震動を再現する事ができます。当社独自開発の高トルクサーボモータを搭載したことにより、阪神淡路大震災や東日本大震災/築館観測点時刻暦加速度波形HPF 0.1Hzの再現が可能です。

電気サーボモータ式アクチュエータは、油圧ポンプのような動力源を必要とせず省エネルギーな耐震シミュレーションが実現できます。また電源投入からわずか数分で試験が可能な状態になります。

地震シミュレーションシステムについてはこちら

鉄道車両用品 大型3軸振動試験

主な内容

一般的な振動試験機では振動テーブルが大型になればそれだけ固有振動数が低下します。 当社の電気サーボモータ式大型振動試験機は、複数台の中型振動テーブルを同期制御し加振させることで振動テーブルが大型になっても固有振動数が低下せず、規格とおりの振動試験が可能です。