振動試験機製品 Vibration Tester
動電式2軸切替・同時振動試験機

特長
1軸振動試験機に比べ、供試体・装置の段取り替えにかかる時間を大幅に短縮する事ができます。また、3軸切替振動試験機、3軸同時振動試験機仕様へのアップグレードが可能です。 これまで実現が困難であった2000Hzまでの高周波数帯域の3軸同時振動試験が2軸切替振動試験機のアップグレードによって可能になりました。この装置によって車載用の電子機器類の3軸同時高周波振動試験が実現します。
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恒温槽対応
XYZ3方向加振の段取り変え工数を大幅に削減
1軸切替の場合:装置段取りの時間が非常にかかる。垂直加振から水平加振に切り替える時の手間が多い

2軸切替の場合:装置段取りが不要。供試体を90度回転するのみ

詳しくは「2軸切替振動試験機のメリット」をご覧下さい。
2軸切替から2軸同時・3軸同時へ容易にアップグレード可能

仕様
標準仕様
Series EDS- | 30MO-2 | 60MO-2 | |
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振動台 | mm | □500~□1000 | □500~□1000 |
最大加振力 | kN | 30 | 60 |
最大加速度 | m/s^2 | 90~200 | 166~333 |
最大速度 | m/s | 1.0 | 1.0 |
最大変位 | mmp-p | 50 | 50 |
可動部質量 | kg | 150~330 | 180~360 |
上限振動数 | Hz | 500~2000 | 500~2000 |
最大搭載質量 | kg | 200~500 | 300~500 |
- 1 最大変位は機械的な最大値です。低周波数において空気ばねの振動反力により、絶対変位では少なくなる場合があります。
- 2 振動数範囲の下限振動数は、使用する振動制御装置部及び振動計測部の下限値により決定します。
- 3 振動数範囲の上限振動数は、搭載質量及び搭載物の共振の影響により決定します。
- 4 本仕様は装置の最大能力です。保証期間内の連続使用をお約束する数値ではありません。耐久試験は最大能力の7割程度を目安に計画して下さい。