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性能・耐久試験機 Performance Tester

電気サーボモータ式 高速回転ねじり試験機

電気サーボモータ式高速回転ねじり試験機

性能・耐久試験機

本試験機は、トルク発生と高速回転の駆動を2つのモータが分担する事により、モータの小型化を実現します。 従来は大出力のモーターでしかできなかった高速回転中のトルク変動試験が導入コストを大幅に削減しながら実現します。

特長

グラフ

従来は、エンジンの補機類の特性・耐久試験を、実際のエンジンを使用して行っていますが、本試験機はモータにより、レシプロエンジンの回転変動を角加速度で再現し、エンジン補機類に角加速度トルクを与えて特性・耐久性を評価する試験装置です。エンジンは回転中に回転数変動が生じ、この回転数変動により影響を受けるトランスミッション等の回転駆動部品はトルク変動を生じます。このトルク変動を技術的に表現すると角加速度で表す事ができます。

従来モータでは、ここまでの能力を出す事が困難であった為、更に高性能なモータとして、単体で約33000rad/s²の能力をもつ、水冷式超低慣性サーボモータを開発し、エンジン補機類の試験に必要とされる高角加速度の再現可能な試験装置を完成させました。

従来行なっていた実機(エンジン)による試験に比べ、維持コストの大幅削減が可能です。

エンジンによる試験との違い

再現性
エンジンとは異なり、再現性があり、シミュレータの特性は時間経過で変化しません。
プログラム
さまざまなエンジンの回転数変動を再現する事が可能です。
入手性
エンジン開発計画の初期段階では、試作エンジンを使用しての試験は困難でした。
シミュレーターはその試作エンジンの回転数変動を再現する事が可能です。

試験対象

ダンパープーリー、オルターネータ、バランスシャフト、スターターモータ、リングギア、ウォーターポンプ、オイルポンプ、チェーン、タイミングベルト、カップリング、VCT等

外観

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