電気サーボモータ式4面3軸振動試験機

特長

本試験機は、独立した3軸振動試験機を4基組み合わせることにより、4つの振動テーブルの同期制御、位相制御を実現する事ができます。
各振動テーブルのX,Y,Z各軸には、それぞれ超低慣性・高トルクサーボモータを搭載しており、独立した4基の振動試験機を同期制御させることにより大型試験体に対しても試験が行えます。 また、4基が独立していることから、各軸加振時の位相制御を行うことで、試験体に歪力を与えることが可能です。これにより実車実装時の試験体に与える応力の再現試験が可能です。

さらに恒温槽を付属させて、振動試験と温度・湿度の環境条件を組みわせた複合環境試験機として使用できます。

同期制御

1. 加振基準波形を作成（周波数、振幅値、又は外部発信機）
2. 複数のサーボモータの駆動を同期するための制御指令を生成する
3. メイン制御プログラムに動作指令を与える
4. Z1、2、3、4はこの指令にて動作を開始する