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タイヤ試験機製品 Tire Tester

動力循環式フラットロードタイヤ総合性能試験機

動力循環式フラットロードタイヤ総合性能試験機

タイヤ試験機製品

動力循環方式で高速搬送ユニットと高応答トルク発生装置を接続する事でタイヤに車両側から加わる力と路面側から加わる影響を模擬させるためのタイヤ総合性能試験装置です。

「測定」

  • ウエットグリップ性能
  • 制駆動性能(グリップ力)
  • CF(コーナリングフォース)性能
  • タイヤモデリング用データ(MagicFormula)

「オプション」

  • 路面形状(ドライ、ウエット)
    ドライ(μ、空間周波数の可変)
    ウエット(水滴状から1mmまで可変)

特長

  • フラット面上の擬似路面を装置内に敷き詰めこの面上をタイヤを走行させタイヤ側から発生する力を検出させる(完全フラット面)構造。
  • タイヤ側には、三分力3モーメントを検出できるスピンドル構造となっております。
  • 荷重、スリップ、キャンバーを動作できるユニットと接線力をタイヤに負荷できるユニットを装備しております。
  • 制駆動力を最速5msecから負荷可能。(5msecから1000msec範囲内で自在に可変可能)
  • 高速搬送ユニットにて低速から高速までの移動を可能にしております。(当社スレッド試験機「衝撃試験装置」にて採用している方式)
  • 模擬路面に対しては、μと空間周波数を計測し実路面と同等の路面を平面に取付、試験条件において路面を交換出来る機構となっております。
  • 路面上に水膜を設けウェットグリップ試験も可能な構造となっております。
  • 今後自動車の進化に伴い、タイヤに要求される性能が高くなってくる(EV化、自動運転化)この場合に特にタイヤの制駆動能力向上が要求される。 この事から、タイヤに高速で安定したトルク(駆動/吸収)を負荷出来る装置が必要となる。 本装置は、高速トルク発生装置を動力循環機構に組み込むことで、高速で安定した負荷(駆動力、制動力)を自在にタイヤに与える事の出来る装置です。
動力循環式フラットロードタイヤ総合性能試験機の基本構造
基本構造説明
 名称能力 / 内容
1荷重ユニット最大荷重 : 1ton
2スリップ角ユニット(SA)スリップ角 可動範囲±10° 1deg/sec 発生横力5000N
3キャンバー角ユニット(CA)キャンバー角 可動範囲±10° 1deg/sec
4スピンドルユニット(6分力計)Fx ・ Fy ・ Fz ・ Mx ・ My ・ Mz
5ディスクブレーキシステム実車に使用しているシステムを取り付け可能
6高速トルク発生装置トルク±2000Nm(急発進接線力4000N 急ブレーキ接線力4000N)
ABS動作再現可能(応答性:5msec)
7走行用駆動モーター詳細は別途御打合せによる
8路面形態(環境路面対応)ドライ状態模擬・ウェット状態模擬
9模擬路面μ 空間周波数を可変させた路面を装着可能

シミュレーション動画

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